債務(さいむ)
こんにちはリアルホームPR担当の大城戸です。債務(さいむ)についての記事を書かせていただきます。参考になれば幸いです。
「債務」とは、特定の人に特定の行為や給付を提供しなくてはならない義務のことです。例をあげると金銭の支払、物の引渡し、労力の提供などです。
普通の売買契約をイメージして見ましょう。今回はコンビニでアメリカンドッグを買うケースです。
売買契約が成立するとお互いに義務を負う事になります。お客さんはアメリカンドッグの代金を支払う義務、店員さんはアメリカンドッグを引き渡す義務です。コレが契約になります。ちなみにこの義務の矢印はお互い一本ずつとは限りません。
複数の債務(義務)
賃貸借契約のこのイラストの場合ですと賃借人のカップルは家賃を支払う義務の他に借りた部屋をキレイに大事に使用するという「善管注意義務」を負います。厳密にいうともっとお互いに義務がありますが今回はざっくりの解説とさせていただきますね。
種類物の特定
引き渡し債務を負う店員さんに関わる概念なのですが、お店の人がお客さんに引き渡すものは特定物と種類物の2種類だけしかありません。それぞれの意味を説明します。
特定物というのは「この世に2つとないもの」です。「〇〇菩薩像」「梅田丸ビル」とかそういうやつです。世界に1つしかないものです。一方、種類物は「トヨタのカローラ」とか「iPhone13」とか世の中にいくつもあるものです。種類物の特定というのはこの世の中にいくつもある種類物からある要件を満たして特定されると特定物になるということです。
特定のパターン
債権者の同意を得て指定する場合です。「右から2番目のアレがいい」みたいな感じです。右から2番目のアメリカンドッグは世界に1つですからコレをすると種類物は特定物へと進化します。これはわかりやすいのではないしょうか?
次に債務者が物の給付に必要な行為を完了させることです。これにはまた場合分けがあって、「持参債務」と「取立債務」で違います。これはコンビニの例だと分かりにくいのでトヨタのディーラーでの例にします。
「持参債務」「取立債務」
持参債務はディーラーの人が車をお客さんの家まで持って行く事です。それに対して取立債務はお客さんが車をディーラーまで取りに行く事です。
もちろんこれは代金を支払うお客さん側にも同じ事が言えて、車の代金をお客さんが持って行くと持参債務、ディーラーが代金を取りに来た場合は取立債務という事になります。
特定方法の場合分け
持参債務の場合は「現実の提供」の時点で特定します。ディーラーの例でいうと、お客さんの家に車を持って行って、お客さんがいつでも受け取れる状態であれば、世界に何万台もあるカローラから「世界で1つのカローラ」に特定します。
一方、取立債務の時は、ディーラーが「分離・準備・通知」すれば特定します。お店側がお店の在庫の中からお客さんに引き渡すカローラを他の車から分離して、引き渡しの準備をして「準備できましたので取りに来てください」と通知すれば特定されます。
まとめ
今回は債権・債務についての記事を書かせていただきました。
「これはどうなの?」みたいなご質問がありましたらぜひInstagram、TwitterなどのSNSでご質問いただければと思います😊
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