巾木(はばき)とその役割
こんにちはリアルホームPR担当の大城戸です。今回は巾木（はばき）についての記事を書かせていただきます。是非読んで頂ければ幸いです。
巾木とは？
巾木とは、壁と床の境目に取り付ける部材の事です。
一見ただの飾りのように思われそうですが、実は役割があります。
１つ目は、「壁と床の隙間を隠すこと」です。
下の画像をご覧ください。大工さんは壁と床の間にわざとに隙間を設けています。これはそもそも壁と床を完璧に隙間なく取り付けるのはとても難しいという事と、無垢材などを使った壁や床が、温度や湿度で伸縮した時の“逃げしろ”を設ける事で床鳴りなどを防ぐことができます。また隙間にゴミが入ったり、隙間風も防ぐ役割があります。
2つ目は、「壁を汚れや傷から守ること」です。
ご自宅の床を掃除をする際、掃除機やクイックルワイパーなどで隅っこがガツガツ当たっていたりすることがあると思います。巾木はそういった衝撃から直接に壁を傷めることを防いでくれます。もし巾木がなかったら、壁紙は床に近いとこだけが激しく汚れたり傷んだりします。
最後に
今回は巾木についてご紹介させていただきました。あまり目立つものではありませんが、巾木にはちゃんとした役割があって家を守っていたんですね。🤗
また最近ではシックなグレーの巾木を採用されるお家が増えていて、巾木もトレンドに合わせて変化してきています。ご自宅の巾木もそういった目で見ると面白いかもしれませんね。
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